紙書籍と電子書籍の同居

最近は書籍を電子書籍で購入することが多くなってきた。
紙の書籍もあるが、だんだん本を置くスペースがなくなってきた。
物が増えると 有効床面積スペースの占有=資産の圧迫 という謎の自分理論があり
それがどんどん進むのは良くない と思い、徐々にデジタルコンテンツに移行しつつある。

電子書籍の良いところは、収納(デジタル化)のメリット以外に管理、検索性がいいというところ。
いろんな書籍を読んで、気になるコメント、記述についてマーキングし、あとで重要な部分だけ振り返って読むことができる。
蛍光ペンで線を引いたり、付箋つけたりというところから読書のスタイルが一変。
読書も一字一句隅々まで読むというスタイル以外に、必要な部分だけ読んで要点だけを把握するというそういう読書術もあり、
インプット情報が多い現代社会においてはその方法を活用していくことは必須。
その点においては重要語句の管理、検索は非常に重要。

しかし、
紙の書籍も良い。

指でページをぺらぺらめくれる。
辞書的にすっと手に取りさらさら探す。
これもデジタルでは実現しづらいスタイルであることは間違いない。
なので、私もあえて本の書籍を選んで購入することもある(最近ちょっと増えてきた。あかんな)
紙の書籍で、管理、検索性を両立できれば。。
ということで、ちょっと調べたが、その問題を解決する手段はあるようだ。
そう、OCRの活用である。

特別なソフトウェアや装置が必要になるかとおもいきや、そんなことはなくて、
もうみんな身近に使用できる環境は持っている。もちろん無料で。

スマホのカメラとGoogle Keepのセットである。

・書籍中で重要な語句、覚えておきたい内容に遭遇した時にスマホで写真を取る
・その写真をGoogleKeepで開く 自動的にOCRでテキスト文字起こしされる

という感じ。
開いた書籍は平坦な紙のように綺麗に写真は取りにくいが、多少曲がってもOK.
かなり精度も良い。スマホ写真からここまで精度よく出せるようになるとは。Googleすごい。
GoogleKeepでタグ付けもできるので、その書籍名をタグとして登録しておけば、
あとで見返すときも管理はしやすい。写真として管理される形になるが、
そのテキストを別途ドキュメントとしてまとめておけば良い。自身の振り返りにもなる。
もちろん書籍の内容は著作権の範囲内で扱うことに注意するのはもちろんのこと。

一時、紙書籍のデジタル化というところで、OCR対応の書籍Scannerの購入も考えたけど、
全ページ記録する労力と導入コストを考えると容易に選択できない。

・重要語句に遭遇した時だけ
・身近なスマホカメラで記録し
・あとでまとめる

これがある意味最適解ではないだろうか。
デジタル収納も圧縮される。
便利な世の中になってきた。