ノートPCを使用しているユーザーは共感していただける情報かと思いますが、ノートPCのキーボードって正直打ちにくいと感じることはありませんか?
私は普段WindowsとMacを使用して仕事をしておりますが、ノートPCはキーストロークが浅く、サイズが少し小さい為、入力に手間取ることがあります。
もちろん慣れれば問題ないのですが、在宅作業が増え、長時間タイピングするようなら思い切って自分の好きなキーボードを導入するほうが幸せになるかと思い、下記のキーボードを購入しました。
HHKB Professional HYBRID Type-S
目次
複数の機器を切り替えて使用することをあらかじめ想定していたので、手軽に接続先を切り替えることができるところはかなり利便性があります。デバイスの切り替えも最大4台をキー操作で切り替えることができます。
無線で接続できると、キーボードの配置を柔軟に移動することができるので、不要な線がない分自由度があがりますね。私はiPadでも接続することを想定しているので、Bluetooth接続がかなり活躍します。
使い初めは、全てのデバイスでBluetooth接続して使用していたのですが、自分の使用スタイルに合わせて、USB接続も併用するようになりました。

私はWindows / Mac のノートPCは全てクラムシェルモードで使用しておりますので、基本デスクの上で位置を固定して使用するため、USB接続でPCモニタに接続して、PCモニタとMacをType-C接続、PCモニタとWinをUSB接続することでこのHHKBはPCに接続したまま、PCモニタの表示を切りかえることで自動的にキーボードの接続先も同時に切り替える接続が実現できております。
ちなみに、この接続方式が実現できるPCモニタはDell U3219Qという製品になります。このモニターもかなり優秀です。気になる方は是非チェックしてみてください。
メリットはいくつかあるのですが、ポイントをまとめると安定性になります。
まずキーボードの応答速度のブレがないところが魅力になります。
無線接続になると周辺のWiFinadono電波干渉の影響により、文字入力の応答が遅く感じる瞬間もありました。
そしてなにより強く勧めたいポイントとしては、内臓電池の消費を気にすることなく使用できる部分です。無線接続の場合は内蔵の乾電池により電力を供給して駆動している関係で、数ヶ月使用していると電池が切れて交換する必要があります。また、キーボードを一定時間操作していない状態が続くと自動的に電源OFFする動作仕様のため、一定時間経過後に応答せず、電源投入操作を実施する必要があります(これが地味に面倒な作業)
操作したい時に安定して動作できるというところは、当たり前の機能ですが、ユーザーにあった使い方を選択できるところが良い点ですね。
キーボードの裏側の蓋を開けると小さいDipスイッチがあり、Win/Macのモード切り替えスイッチがありますので、それで切り替え可能です。ただし、毎回そのスイッチを操作するのは、かなり手間です。

調べたところ、物理スイッチ操作をしなくても、下記のキー操作で切り替えができるようです。
・Win モード [Fn]+[Control]+[w]
・Macモード [Fn]+[Control]+[m]
私は初めそれに気づかず、物理スイッチ操作をしていたのですが、これが使用できることを知り、さらに便利になりました。
作業机はそんなに広くないため、場所を占有しないキーボードとして、満足しています。US仕様と日本仕様がラインナップで用意されていますが、私はカーソルキーを操作することが多いため、日本仕様のものを選択しています。(US仕様には単独のカーソルキーは存在せず、Fnボタンを押しながらの操作になります)
見た目の感じではUS仕様も魅力的ですが、長く使用していきたいので自分にあった仕様を選択するのが間違いないです。
また、玄人向けには無刻印仕様の 白 / 墨 が用意されています。これは最高にCoolな仕様ですが、他の方も操作する可能性があるなら刻印仕様の方が無難かもしれませんね。タイピングに自信がある方は是非選択してみてください。
これはこれでちょっと憧れますね。
私が購入したのはHYBRID Type-Sというモデルですが、その他にもUSBだけのモデルや、価格を抑えたモデルもあります。しかし、キーボードをいくつも揃える予定のない方で、多用途で使用することを考えた場合このHYBRID仕様を選択することをお勧めします。
・Bluetoothバージョンが4.2と比較的新しいため、まだまだパソコンなどのデバイスとの接続互換性は保たれる
・バッテリーは電池のため、リチウム電池のように劣化して使えなくなるようなことはない
・シンプルで飽きない外観。これ今後の無駄な散財を防止するためにすごく重要
・使用環境の変化に対応しやすい。接続デバイスの変化、作業環境の変化など
高速タイピング性(Speed)と静粛性(Silent)に優れたキー構造を採用ということで、感触としてはかなり気持ちよく操作することができます。
キー操作感を身近な例で例えると、セブンイレブンのATMのキーボードです。これと同じ静電容量無節点方式なのです。今度セブンイレブンに行った時に触ってみてください。音でいうとスコスコいう感じの滑らかなストロークになります。公式のTwitterでも公表されています。
他の一般のキーボードとキー配置で注目すべき点としては、[Control]キーが[A]の左側にあるという部分です。一般キーボードは左下に配置されていることが多いのですが、本来[CapsLock]のある配置場所に[Control]が配置される仕様となります。これは何が良いかというと、左手の小指の操作で[Control]を選択するのが、非常に楽ということです。左下の[Control]位置の操作に慣れてしまっている方は少し戸惑うかもしれませんが、すぐ慣れます。そして他のキーボードに戻れないくらい便利に使いこなすことになるかと思います。
この配置がどうしても嫌という方は、後述のキー配置を変更できるソフトウェアが付属しているので、自由に変更可能ですのでご心配なく。
目的の機能を好きな場所のキーに割り当てることが可能な仕様となっており、ソフトウェアをインストールすることで、カスタマイズが可能。また、外観のキーが個別に販売されており、自分の好きな配色にすることも可能。自分だけのこだわりのキーボードを作れますね。
いろんな人の使用状況をWebで調べると手前にリストレストを置いて使われる方が多いです。
はい、私も使用しています。
エレコム リストレスト 疲労低減 ロング 日本製 FITTIO ブラック MOH-FTPBK
これは結構プニプにしていて触り心地が良いです。

キーボードの高さが他のものと比較して、多少高い位置になるので、これがあると結構楽にタイピングができるようになります。必要かどうかは人によるかもしれないので、必要なタイミングで購入すれば良いかと思います。
HHKBは角度をつけて使用することができるようになっていることもあり、併用される方が多いようです。
Amazon Prime Dayでセールになる可能性が非常に高いです。
いつセール対象になったらすぐ購入するためには欲しいものリストにあらかじめ登録しておくことをおすすめします。セール対象になったら通知がもらえるので。
・USB接続とBluetooth接続の両方が使用できる
・サイズ感が必要最小限である
・キータッチが心地よい
・カスタマイズ製に優れ、長く使用できる
・飽きないデザイン
HHKBはキーボードの中では高額なものになります。しかし、長く使える価値のあるものです。
できるだけ安いタイミングで購入できるように備えておきましょう。