さよならIntel MBP こんにちはM1 Mac Mini!

Mac環境を見直し、機材入れ替えをしました

Intel CPUのMac Book Proを使用しておりましたが、M1 Mac Miniへ機材変更することに致しました。

その経緯と入れ替え費用についてお話しします。

Intel とM1

AppleはラインナップとしてIntel CPUのMacの販売を継続しておりますが、新製品ではM1 CPUへ移行しております。iPadにもM1を搭載してきていることもあり、いずれ全てのプラットフォームがM1へ移行するような未来が想像されますね。アプリやドライバーのM1対応もちらほら見かけるようになり、そろそろ実用に困らない時期になってきたかと思います。

また、巷でM1の快適ぶりの報告をよく聞き、Intel Macの買取価格が落ちる前にと思いずっと移行時期を見計らっておりましたが、今回運良くAppleからの整備品のM1MacMiniが格安で入手する機会があり、移行することになりました。

ここ最近のIntel Macの状況

私は普段クラムシェルモードでMBPを使用しており、通常状態で使うことはほぼない状況です。それも在宅勤務になり大型のディスプレイとキーボードを別途購入したことにより、デスクの有効スペースを考えた結果現在の体制に移行しております。

クラムシェルモードの使用によるものなのかわかりませんが、下記の症状が見られております。劣化の症状を詳しく追っていませんが、発熱が不十分になることが原因かもしれません。

MacBookProの劣化

・全然重い処理をしていないのにファンが回る音がする

・起動がなんか遅い、時々再起動する

・MBP底面(バッテリー?)が膨らんで、正常に着座できない状態になってしまった

新旧Macのスペック、費用関連の話

入れ替え機材のスペックは下記のものです

環境モデル年代CPUmemoryStorage購入金額(税込)
旧 MacBookPro152016Intel i7 2.7GHz16GB512GB22万円くらい
新 Mac Mini2020M116GB256GB8万6680円

Intel Mac book proは某PC買取店へ買取依頼を実施し、8万2000円で買取いただけました。

そして、M1 Mac MiniはAPPLEの整備品でちょうど売りに出ていたものをゲットしました。安い。

よって、本体入れ替えの費用としては、数千円程度の追加費用で完了できました。

5年前にリリースされたMBPでも8万円で買取してもらえるというところで、リセールバリューが高いということがわかりますね。これでもM1 Macの誕生によりIntel Macの買取価格は大きく下落した結果だと思いますが、個人的にはまあ満足という感じです。

ヤフオク、メルカリ等で販売するともっと高価格で買取いただけたかもしれないが、手間や先方とのやりとりのことを考えて今回は選択肢から外しました。時間に余裕がある方はトライしても良いですね。

Mac内蔵ストレージの容量減ったけど

旧環境では512GBだったけど、今回256GBになりました。ここは正直悩んだのですが、外部ストレージの価格も安くなり、ThunderBoltの速度に期待し、妥協してみました。もちろんストレージの余裕があることは管理、パフォーマンスの点で利便性があるのはわかるのですが、PC内部のファイルを細かくチェックする癖をつけてコンパクトな環境で過ごしてみたいという欲もあり、今回挑戦してみました。

旧環境からデータを移行する時に、必要なデータ、不要なデータを確認してみると無駄なデータや外部ストレージに移動しても問題ないものが結構多く、結果100GB程度の使用量で現在収まっています。音楽ファイル、動画ファイルを細かく外部ストレージに逃すことを徹底しているのでとりあえず問題ない感じです。

ストレージ節約の心がけ
  • 音楽ファイル、動画ファイルを外部ストレージに逃す
  • 重い処理(動画編集など)に必要なファイルはその都度ワークスペースとして、Macのストレージに持ってくる、作業後外部ストレージへ戻す
  • ゴミ箱、ダウンロードフォルダの中身は細かく削除する癖をつける
  • アプリは使ってないもの、使う予定が見えないものは消す

Appleから購入する場合はストレージの容量をアップグレードすることも可能ですが、Mac Miniの価格の安さというのはアップグレードすることによって徐々に薄れてきます。最小構成で運用法を工夫することでコンパクトに運用できると長い目で見てお得にMacを使っていけます。上記で記述したようにMacはリセールバリューが高いアイテムなので、今回導入したMac Miniも数年後置き換える可能性も出てきます。その時にストレージの容量というのは購買価格ほど、買取価格に反映されない部分になるので、コンパクトに運用できるならそれが一番良い選択です。盲目的に256GBでは無理!と思わずに、工夫できるポイントはないか考えてみる、実際にやってみるというということも良いかと思います。

唯一カスタムする場合に検討していただきたいのは標準Memory8GBを16GBにするかどうかという点です。多くのアプリを同時に起動したり、ブラウザで多くのタブを開くなどの使い方になる場合はアップグレードしておくと幸せになるかと思います。私は整備品で16GB品を8万円台でゲットできたので、これを根気よく待つというのが良い気がします。

希望としては4年後にMac Miniを買取に出した時に4万円くらいで買取してもらえれば、年間1万円くらいのコストで使用できることになるので、期待したいところです。(次のMac Miniの噂もあるし、難しいかな)

外部ストレージの話

私は、Mac Mini用に下記のThunderBolt接続のDockを別途購入しました。

こちら外部端子を増やすという通常のDock以外に内部に2.5インチ SATA接続 SSD/HHD + M.2 スロット搭載のケースとしても機能する優れものです。ここに1TBのNVMeを組み込み、運用しています。購入したストレージは下記のもの。

それとは別途SSD/HDDのスロットも空いているので、こちらはバックアップ用のストレージを入れて運用することを検討中です。

通常Mac Miniは平置きして使用するスタイルが一般的ですが、私は縦置きのスタンドを使用しております。

Mac Mini本体とDockストレージを隣同士に立てて省スペースに運用できるので、ディスプレイの裏側に隠しています。

上から見るとこのような感じ。

Mac 本体とDockの隙間も確保できるので、負荷のかかる処理の放熱に関する問題もクリアできそうです。

ストレージに関しては、それとは別途NASも運用しており、この機会にこちらの機材も購入しております。

旧環境のNASの動作が遅く、ストレージのセクターエラーが発生してしまったので、この機会に移行です。

こちらは別の端末とのデータシェアが可能になるので、別の用途で利便性があります。

運用してみて

問題なしです。起動も早いしアプリもこれまで通り動作するので、置き換えで正解という感じです。

Mac Miniと外部Dockと色味の統一感が半端ないですね。この組み合わせを選んで正解です。

あと、Mac MiniはEthernetとHDMIの端子が用意されているのが地味にありがたいですね。MBPではDockで拡張するものになるので。

Intel MacはいずれOS,アプリのサポートが外されていくものを思われるので、このタイミングで移行できて本当によかったと思います。また、私の環境ではMBPである必要がないので、Miniにしてよかったです。

まとめ

私と同じく在宅勤務で自宅にモニタ、キーボード環境が整ってきている方は増えているのではないでしょうか?検討してみても良いうかと思います。外に持ち出して作業することが多い方はMacBookは必要ですが、別途iPad ProがあればこれにMagic Keyboardをつけて運用すれば、アプリが対応できる作業においては当面困らないはずと思っています。さらにApple同士のデータ移行においてはAirDropがかなり優秀です。環境によって端末を使い分けて使用することでコンパクトに過ごせるかと思いますので、ご自身の環境をリフレッシュする機会に参考になればと思います。